2023年9月に行われた日本機会学会年次大会にて,「ISAS 1MW アーク加熱風洞でのガス噴射による通信ブラックアウト低減化研究」というタイトルで発表しました.その発表が評価されまして,このたび「機械学会若手優秀講演フェロー賞(宇宙工学部門)」をいただきました.
機械学会年次大会での発表
2023年の学会は,東京都立大学南大沢キャンパスで開催されました.富山大学で開催された2022年の年次大会に続いて2年連続2回目の参加でした.今回の発表内容はISAS アーク風洞での実験と数値解析を合わせたもので,風洞内部でのシュリーレン撮影に成功したことを報告しました.
学会では何度も参加するうちに顔なじみの先生方とお会いするようになり,発表の前後に楽しいお話ができました.これが対面開催の学会の醍醐味ですよね.研究や発表内容に関することだけでなく,人とのつながりも深まる場として,充実した時間を過ごすことができました.
そして受賞!
発表からおよそ1ヶ月後に,こちらの賞の受賞の連絡をいただきました.この賞は若手研究者を対象としたもので,その年の機械学会関連の学会において優れた発表をした人に送られます.後日いただいた賞状や受賞楯には次のような立派な文言がありました.
「あなたの上記講演は 内容が有益で新規性があり また発表の態度に優れ 若手研究者として将来の発展が期待されますので(以下略)」
このように評価していただけるのは光栄で,恐縮するばかりです.フェロー賞という名前や,「将来の発展が期待される」という言葉が印象的で,宇宙工学部門の研究者の末席に仲間入りできたのかなと感じています.
この受賞は,私一人では成し得なかったことです.研究を支えてくれた研究室メンバーやご指導いただいた先生方に心から感謝しています.みなさんのサポートがあってこその成果と感じています.この受賞を励みに,さらなる成果を目指してまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします.
T. Miyashita
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